FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑬

セリエA第8節、ASローマとの一戦。

セリエAの名門であるローマは00-01シーズンを最後に優勝からは遠ざかっているが、常にCL出場圏内に入っており、その実力は現在セリエAの2番手に位置する。

今シーズンも現在4位と優勝争いを演じている。

ナポリは怪我で療養中だったMilikとMertensが鮮烈に復帰。

ローマのフォーメーションは4-3-3だが、外からではなく中央のコンビネーションで崩すタイプのため、3バックで中央を厚くすることにした。

ローマはセンターフォワードのDzekoを中心に中央突破を図ってきたが、3バックのKoulibalyがきっちりマークし、シュートチャンスを与えない。

逆にローマもここまで4失点の堅守でナポリに得点を許さない。

このまま試合終了かと思われた83分、ついにこの試合初ゴールが生まれる。

左サイドのスローインからパスを繋いだナポリはなぜかノーマークだったCMのAllanへパス。

そのままドリブルでエリア内に進入したAllanは右足一閃。シュートはゴール右隅へ決まりこれが決勝点。

ナポリは無傷の8連勝で勝点を24に伸ばした。

FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑫

セリエA第7節、アタランタとの試合。

アタランタはイタリア・ベルガモをホームにするクラブで、数年に一度、降格と昇格を繰り返すクラブとなっている。

だが10-11シーズンに昇格を果たすと5シーズンの間降格せずにセリエAに定着したかに見える。

そんなアタランタは今シーズンは6試合勝点13の4位で上位争いに加わっている。

フォーメーションは4-3-3でワイドな攻撃を仕掛けてくるチームだ。

我がナポリも4-3-3でサイドバックのディフェンスを活かしたいところ。

しかしそんなナポリに悲劇が。

ここまでナポリの右サイドを守ってきていたHysajが、練習中のそけい部の肉離れにより2ヶ月の離脱となってしまった。

なので現状右SBを守れるのは2人。

3バック時の右CBで出場の多いChirichesと、同じく3バック時の右WBで出場の多いMaggioである。

共に今シーズンは4バック時の右SBでの出場はない。

どちらを選択するか…。

ここが指揮官の腕の見せどころである。

俺将がスターティングメンバーに選んだのはChirichesであった。

試合結果は3-0でナポリの圧勝であった。

Chirichesは不慣れなポジションながら、そのディフェンス能力を遺憾なく発揮し、監督へのアピールをした。

Chirichesとの交代で20分程ピッチに立ったMaggioはChirichesとは違い、数回に渡るオーバーラップを見せ、サイドからの攻撃力を見せ付けた。

Hysajが離脱し1番手のいなくなったこのポジション争いなかなかに面白く、タイプの違う両者をどう使い分けるか、監督としては頭の痛い悩みである。

FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑪

CLGL第2節、トッテナム・ホットスパーとの一戦。

イングランドプレミアリーグに所属するこのチームは、近年CL権獲得争いの常連になっており、その評価は海外からも高くなっている。

今シーズンも勝点14の4位とまずまずのスタートを切っており、CLGLの最大のライバルである。

トッテナムの布陣は4-5-1。
中央からもサイドからも攻撃が得意なチームで、トップに位置する今シーズン加入のBenzemaには非常に注意が必要となっている。

対する我がナポリは4-3-3にした。

試合は序盤、Benzemaやその下に位置するEriksenへのロングボールで決定機を作られるなど、なかなかに苦戦したものの、前の試合、初ゴールを決めたCallejonの2試合連続となるゴールで先制した。

その後もボールを支配するナポリは、Gabbiadiniのゴールで試合を決定付け、グループリーグ突破へ弾みをつけることになった。

FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑩

セリエA第6節、相手はパレルモである。
2000年代に入ってからはセリエAの中位に常に食い込み、その地位を確かなものにしていたが、2010年代では降格するなど近年では降格争いをするチームとなっている。

今シーズンは、アタランタに0-4、インテルに0-5と大敗しており、ここまで勝点4とやはり降格争いに加わっている。

ここは我がナポリも是非大量点で倒しておきたい相手だ。

パレルモのフォーメーションは3-4-3。

ナポリも3-4-3でミラーマッチを挑むことにする。

2日後のトッテナム戦を意識した布陣にした。

3バックは左からGhoulam、Koulibaly、Chiriches。

FWはMilikとBelottiの2トップにした。

試合は最近名を上げているZielinskiの2ゴールで優位に進めるも、前半終了間際にエースMilikが怪我で3週間の休暇を取ることとなった。

その影響からか後半立ち上がりに失点、またもや課題を残す試合となってしまった。

だがこの試合に途中出場したCallejonが今シーズン初ゴールを決め、やはりチームに不可欠な存在であることをアピールした。

FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑨

セリエA第5節、キエーヴォとの一戦。

キエーヴォはここまで5連敗と降格候補筆頭である。

ここから5日で3試合組まれており、とんでもない過密日程である。
ここらでターンオーバーして、4日後のチャンピオンズリーグトッテナム戦に挑むこととなる。

キエーヴォの布陣は4-3-1-2でここまで1ゴール。
これは3バックで臨み、右サイドのエースCallejon(ここまで0G0A)を休ませろとのお告げか?

かなりターンオーバーしてみた。

FW Milik→Belotti
右ウィング Callejon→Maggio
センター Allan→Grassi
CB Koulibaly→Chiriches
CB Albiol→Tonelli

いつも試合に出なければみんなストレス溜まるし、なおかつここで結果を出せばこれからチーム内序列が上がるという思いでみんなに気合いが入る。

結果はまさかの今シーズン初失点を喫したものの、3-1での勝利をおさめた。

レギュラーCBの2人がいないディフェンス陣は統率を欠き、キエーヴォのクロスに対応することができなかった。

KoulibalyかAlbiolはディフェンスリーダーとして、必ず試合に出すべきだと感じた。

この試合先制点を上げたMertensは負傷交代し、医師の診断結果では全治2週間であった。
復帰までのトッテナム戦を含む3試合を、最近調子の上がってきていた左ワイドマンを欠くこととなり、厳しい戦いが予想される。

なおこの試合で今シーズン初出場を飾った21歳のセンター、Grassiは多くのパスミスが目立ち、このポジションでの序列を下げることになった。

FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑧

セリエA第4節、ジェノアとの一戦。

ジェノアはここまで4試合勝点8と、ここ数シーズンの内では最高のスタートを切っており、セリエA上位に位置している。

そんなジェノアの攻撃陣を牽引するのがウルグアイ出身の左MFLaxaltである。

最近インテルから加入したこの左利きのアタッカーは相手の右サイドを切り裂き、その左足から繰り出されるシュートは強烈で、ここまで4試合3得点を上げている。

この相手を抑え込むには右SBと右ウィングの連携が必要なので、4-3-3を選択した。

試合は一方的な展開へ。
セカンドボールをことごとく拾ったナポリがこの試合3トップの真ん中を務めたMilikの3ゴール等で5-0と大勝した。

なおHamsikのターンオーバーで先発出場を果たしたZielinskiが、この日1G1Aの大活躍で、Hamsikとのポジション争いに加わることとなった。

FIFA17 ナポリ16-17シーズンの戦い⑦

セリエA第3節、中堅ボローニャとの試合。

ボローニャは1試合多く消化しており、3試合3ドローと今シーズンはいまいち調子が上がっていないようである。

ボローニャのフォーメーションは4-3-3であるが、強力なサイドアタッカーがいないので3-5-2でいきたいと思う。

起用している選手により、試合中に3-5-2と4-3-3をスイッチできるのも強みだ。

うまくいかなければ切り替えればいいのだ!

試合は前半6分にPKを獲得。これをMilikが蹴り込み先制点を取った。

その後は幾度となく決定機を作ったが試合は動かず、後半80分を迎えた。そして待望の瞬間が。

先制点のMilikとの交代でピッチに入ったBelottiがGabbiadiniの左からのクロスに合わせ、見事今シーズン初ゴール
を決めた!

これで勝利を決定付けたナポリは今シーズン開幕から3勝で勝点を9に積み上げた。